素振りから見えるもの 番外編

一応断りを入れておきますが、私のこのブログにおける剣道記事とは、大人から剣道を始めた人、特に私のような中年以降から剣道を始めた人に向けた内容になっています。
断定した表現をとっていますが、過去記事でも現在進行形のものであっても、これは私個人の見解です。

また、今回素振りシリーズでようやく光明を見出した?ことで過去記事との矛盾もあるかと思います。ですが、これは私の黒歴史としてあえて残します。今後も削除や訂正を施すつもりはありません。
恥をたくさんかかないと大人になれませんから、、、なんて。





みなさん、竹刀を御し得ていますか?
私については、、、ブランクに入る前まではその逆で、文字通り竹刀に振り回されていました。


特に面打ちが最悪でやればやるほどおかしな状態になっていました。小手や胴打ちが比較的上手にできていたのは、その技においては腰を入れることがかろうじてできていたというだけだったように思います。
理屈では分かっているのに体がどうしてもいうことを聞かない。

それはそうです。なぜなら私にとってたった数百グラムの竹刀がとてもとても重く感じていたからなのです。



剣道とは構えから足運び〜打突に至る全ての状況でこの腰を入れて主に体幹を使う所作が求められます。いちいち各局面において「よし、腰を入れよう!」と意識するのではなく、構えの時点から自然にあらゆる状態で入っていることが前提条件なのです。
youtubeなどで取り上げられている有名剣士はあらゆる場面でそういう状態になっていますし、それは体感できている人なら見れば分かります。


これは頭で理解するだけでは分からないでしょう。話を聞いて理解しただけでは単に理屈を把握しただけに過ぎません。しっかり自身の体で体感しないと定着しないのです。


今回は、その体感プロセスで素振り動作が有効だとようやく気づくことができたので4度にわたり説明してきました。
しかし、この体感についてはあえて具体的には書きませんでした。それは、各人の体格差であったり癖などで微妙に変わってくるものかも知れないからです。


その見つけ方はとてもシンプルで、「楽」に竹刀を扱えるかというその1点だけです。
長さのある「異物」のような竹刀を楽に扱えるからこそ、様々な状況においても操作ができるという、単純な理屈です。
まさしく竹刀を御し得ているという状況でしょうか。


それまでこの体感を得ないまま続けてきた人がいらっしゃるなら、体感後はおそらく剣道の所作が激変するでしょうし、ちゃんと実感できます。
そして、その感覚を大事に保ちながら技稽古などに取り組むことで一気に上達は加速します。
それだけ大切な要素であると言えます。


だったら早く言えやゴルァ!なのでしょうが、この体感を得るためには一通りの稽古をトレースする必要もあるでしょうし、所作をある程度続けていかない限りおそらく気づけない事もありえます。ここは難しいところです。

また、怪我を防止するため、あえて竹刀を使わないで腕だけで素振りをしようとするなら、それはあまりお勧めできないかもしれません。
竹刀の重さがあることで「楽」であるか、そうでないかが判断できるからです。
ただし私のように回数多くすると、しんどいですし無理がたたって怪我をする場合もありますのでくれぐれもご自身の体と相談してください。

しかし、この感覚を得た後はきっと憑き物が取れたように剣道が上手になっていくと思います。


やっぱり剣道の醍醐味は地稽古であったり試合であると思っています。自分の技を試してみたい、通用するか体験したいという思いは自然なものです。
仮に貴方が「いつでも打てる状態」が作れているなら、持っている技の練度の程度はあるものの、堂々と攻められませんか?竹刀を上下に小刻みに動かしたり相手の竹刀を抑えたり払ったりしながら相手の雰囲気をじっと観察できないでしょうか。


私もそうであるように、最初は(というか長い期間?)ずっと打たれっぱなしの状況にはなるでしょう。ですが、その中で経験値をたくさん得ることが次に繋がっていくと想像しています。


もし私のようにずっと苦しんでおられる方がいらっしゃるのなら、もう一度素振りを見直していただき、丁寧に、楽な心持ちで続けてください。
力まず自然に。

この記事へのコメント

2020年08月14日 10:50
いつも ありがとうございます。

お帰りなさいませ。
一時期は、ページが見つかりません
と表示され、どうされているのかと思っていました。

素振りひとつとっても奥が深いですよね

また楽しみに拝読したいと思います。
定点観測人
2020年08月15日 17:27
またおやまあさん

ありがとうございます、ご無沙汰しております。

仕事の関係もあり、またこの状況下ですので思い立った時にちょっとづつ書いていく程度ですが、お時間ありましたら読んでみてください。